書評

【書評】 PIXAR <ピクサー> 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話

どうもコロスケです。

最近読んだ本で一番面白かったのがこの本。

PIXAR 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話/文響社/ローレンス・レビー

ピクサーって知ってますよね??

「トイ・ストーリー」「カーズ」で有名なCGアニメーション制作会社です。
アップルを離れたかの有名なスティーブ・ジョブズが立ち上げたことで有名ですよね。

これは、ピクサーの中の人が書いた、「ピクサーの成功物語とスティーブ・ジョブズとの関わり」のお話。

スティーブ・ジョブズというとアップルの成功話が取りざたされがちだけど、ここまでピクサーの内容が中心になったものは初めてだったので超おもろしろかった。

映画化すれば当たりそうですよね。
されるなら見に行きたい。

著者のプロフィール

書いた人は「ローレンス・レビー」さん
元々、シリコンバレーで弁護士や会社経営をされてたスーパーエリート。
94年にスティーブ・ジョブズからお誘いがあって、経営が傾いていたピクサーに転身。

CFO(最高財務責任者)としてお金の流れや、契約関連の取りまとめをしていくなかで、ピクサーの成長物語を書かれています。

この本の魅力

日本語訳がめちゃ読みやすい

こんな読みやすい和訳はなかった。

まじで読みやすすぎ。

普通英文の和訳本ってむちゃくちゃ読みにくいでしょ?
たぶん忠実に著者の言いたいことをダイレクトで訳してるからだと思うけど。
日本人はこの表現意味わかんねえよ、っていう和訳本多すぎ。

しかしこの本は表現がほぼ日本人の感じなのよ。

むしろ日本人がこの本最初に執筆したのか?
っていうぐらい。

たぶん翻訳者が自分の言葉に置き換えてるっぽい

こんなかんじ

現実は、この程度ではなかった。どこに行ってもスティーブに対する憎しみをぶつけられるのだ。特に古参社員のうらみは相当なものだった。「あいつを近づけるんじゃねーぞ」とまで言われたこともある。この言葉は忘れられない。「あいつ」呼ばわりされるとは、スティーブはなにをやったんだ?

【PIXAR <ピクサー> 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話】本文より

めちゃ読みやすくない?
特に登場人物のセリフが日本人が喋ってる感が強い(笑)

意外なピクサーの成り立ち

ずっとピクサーって上り調子だと思ってたけど下火だったのね。
それをあんな短期間で伸し上げるストーリーが心地よい。
しかも世界レベル。

アメリカはスケールが違う。
映像化してほしい。

スティーブ・ジョブズとのかけあい

この本の中心人物が著者のローレンスさん(主人公)、とスティーブ・ジョブズ。
そしてピクサーの社員。

スティーブ・ジョブズは天才実業家でそして正確もはちゃめちゃ、みたいなの聞くけど。
本作でもジョブズのそんな人間性が見えて面白い。
天才は違うんやな。

社員との触れ合い

ピクサーって、スティーブ・ジョブズ一人が世界No1のCGアニメーション企業に仕上げた、みたいな風潮で語られるんだけども、、
今作では中の人が語っているので、いかにピクサーの社員と技術、著者、スティーブ・ジョブズの力が合わさって成功に導けたのかが、かなーり細かく書かれています。
こんな裏側あったんやみたいな。

人と人の繋がりってマジで大切なんだなーってしみじみ思った。

すさまじいビジネスの裏側

怒涛の展開がいくつも折り重なって全く飽きなかった。

ほぼ詰んだ、オワタ状態からまさかの展開で起死回生を何度もくぐり抜けたストーリー。

フィクションでは無く、まぎれもない現実を書いてるってのはスゴイ。
「事実は小説より奇なり」ってコトワザあるけどまさにこの作品がそれ。

しかもスゴイのが一生涯かけた話しの内容に思えた、長いビジネスの戦いが、たった1年半ぐらいだったシーンあり。
トイ・ストーリー成功までのあたりね。

どんだけ短期間で成果出しとんねん。って話。
1年半ってコロスケが大学生のころだと、youtubeとニコニコみてたら勝手に過ぎ去ってた時間やないか。

本から得られたもの

  • ゆずらない心
  • 直感が大事
  • 幅広い視野を持つ

ゆずらない心

ありきたりな「あきらめない」じゃなくて「ゆずらない」
この物語に出てくる人物はみな自分の要望を譲りません(笑)

もはやワガママレベル。

日本じゃありえないよね?
さすがアメリカ。
この強靭な意思がとんでもない成果を生み出すんですね。
サラリーマンのワイがやったらクビや。

みんなリアル半沢。
超わがままです。

直感が大事

著者はもともとビジネスライクで超冷静タイプだったんだけど、
徐々にスティーブ・ジョブズに感化されます。
いい意味で。

途中からインスピレーションをかなり大事にしていく。
エンターテインメント産業では必要なことだったのかも。

直感といえども、「えっ、そっち選択する?」みたいな展開も。
でも後々、その選択が大成功をおさめるわけでして。

もう自分の仕事感が揺らぎます。

幅広い視野を持つ

個人の今までの経験でなく、新しい感性を数多く取り入れる事が大切。
まさにそんな事を直に学べる本だった。
いろんな視点から見ることでようやく見えるものがある。

世界初、世界一を連発する企業はこのマインドが大切なんですな。

感想まとめ


内容がハリウッド映画感でまくりで、文章読んでるんだけど映像がずっと頭の中でながれてた(笑)
映画化したら全体見に行くわー。

どう考えても成功しないでしょ、という展開から世界一までのストーリーが逸品すぎる。

しかもあんな短期間で。

まとめると、超天才たちがメチャクチャ努力して、超本気出すって物語。

神々の戦いが読めます。
しかもノンフィクション。

面白くないわけがない。
とうわけで気になったかたは是非!
ビジネス成功系が好きな人はドはまりすると思う。

残念な部分が1点。

8割ぐらいはピクサーの成り上がりストーリー、2割は著者ローレンスさんの後日談。
ピクサーを離れて、スピリチュアルな道を目指すって話だった。
ここは飛ばしちゃったー。

なんせピクサーの内容がおもろすぎたから。

というわけで以上、「【書評】 PIXAR <ピクサー> 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話」でした。

それじゃあまたー。

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コロスケ

福岡に単身赴任中の2児パパ。35歳。子育て・ガジェット・筋トレ・美容・ダイエット・健康食・節約・書評等、家族と自分磨きが大好きなブロガーです。座右の銘は「人生さざ波」どんな状況でもゆるりとした心で過ごせるようメンタル面の修行も取り組んでます。人生が前向きに楽しくなる記事を書いていきます!

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